蕎麦の香り（Le Petit Josselin）

今日はラバルという街に住むnaokoちゃんがEUROPAINに来たので、
学校のあと会いに行きました。

残念ながら私は時間が間に合わず会場に入る事はできませんでしたが、
久しぶりに日本語でお菓子やフランスのお菓子屋さんで日本人が働く事等について
ゆっくり話ができて、明日からまた頑張ろうと思えました。

彼女をモンパルナス駅まで送った帰り、先日迷って行けなかったクレープ屋さん、
Le Petit Josselinに行ってきました。

８時過ぎで混む時間のため、少し待って席に着く事ができました。


卵とチーズとハムが入ったCOMPLETを注文。
ガレットの生地にはそば粉が使われているのですが、
このお店のは本当におそばの香りがプンプンで、嬉しくなりました。
写真が本当に暗くて、美味しさが伝わらないと思うのですが、
今まで食べたガレットの中で一番美味しかったです♪

デザートはリンゴのシャーベットにカルバドスをかけたものを。
飲み物は勿論シードルを頂きました。


お店を出たのが９時ちょっと前。
でもまだ外までお客さんが待っている、大人気店です。

Le Petit Josselin
59, rue du Montparnasse(14e)

夏時間

今日からサマータイム(Heure d'été)。今朝の夜中の２時がそのまま３時となります。

今日は同じ時間に起きても１時間睡眠時間が短い。眠い・・・。
つまり同じ期間フランスに滞在しても１時間短いのです。すこし残念。
でも今年は閏年だったので、差し引き２３時間得したんだと思う事にしました（笑）

サマータイム、初めての経験の私は戸惑いましたが、
家のみんなも外でも当たり前の事のようで特に何と行った事もないのも印象的でした。



これは１月末、朝８時頃の景色です。
ポンピドゥセンターの向こうに見える朝焼けがとてもきれいでした。
毎日暗いうちに家を出て学校に通っていたんですよね。それもつい最近の事なのに。
これからはどんどん日が長くなって、
そのうち夜１０時過ぎまで明るくなる。とても不思議な感じです。

今日も一日中雨で１月末よりも寒い日すらあるパリですが、時間は夏。
気持ちだけでも夏のように元気出して明日からも頑張ろうと思います。

EUROPAIN 2008 その１

２年に一度開催される、EUROPAINという製菓や製パンの道具や材料などの
見本市のようなイベントがあります。
有名シェフのデモンストレーションなどもあり、とても楽しいイベント。
それが３月２９日より始まりました。


デモンストレーション。
ここでもPACO JETだった（笑）


MONDAIL DES ARTS SUCRESという国際コンクールも行われています。
日本チームは鉢巻き姿で大変気合いの入った様子でした。
タルトレット、ヴェリーヌ、アントルメなどいろいろなものを作っていき、
最後に結果が出るのが月曜日。月曜日は学校のため残念ながら行けません・・・。
でも、がんばれ！日本！です。

宝くじが当たったら

今週の授業でアイスクリームやシャーベットを作るのに使ったのがこちら。


パコジェット

あっという間に滑らかなアイスができます♪
アイスに限らず、スープやムースなどお料理にも使われるそうで、
かのエルブジでも使われているそうです。

欠点は、小さいのに、高いこと・・・。
いつか欲しいものリストに入れました（笑）

意外性とスピード

今週はレストランでのデザート(Les desserts a l'assiette)を勉強しています。

月曜日が祭日でお休みだったので、いつもより一日短いため、
木曜日に仕上げが間に合わず、残りは明日になりました。

アイスクリームを使ったものも多く、デザインも味もケーキとはまた違って面白い！
レストランでは何人にもいっぺんに、それも熱いものは熱く、冷たいものは冷たく出す
ということで、スピードも大事なんですね。



これは、メレンゲで作った入れ物の中に、
バニラとグリヨット（サクランボ）の２種類のアイスクリームが入っています。
周りのソースやアメも勿論つくったものです。
メレンゲをサクッと割ると中からアイスクリームというのがポイント。

お客さんを楽しませる盛りつけ、考えるのがとても難しそうです。

リヨンでお菓子、３軒

リヨンで行ったケーキ屋さん３店です

まずはBERNACHON。ホテルから歩いて５分程で、迷わずに到着。
ものすごい数のお客さんが並んでいました。


次はBOUILLET。


やはりものすごい数のお客さん。
こちらは東京でも買う事ができますが、値段が・・・。
リヨンではマカロン一個０．９ユーロ（約１４０円）でした。
他のお店とちょっと違った独創的な飾りも見事でした。


最後にPIGNOL。


やはり大混雑。サロンドテにいったのですが、店員さんがとても親切で気さくで、
居心地が良かったです。
タルトオシトロンを食べたのですが、クリームの中にレモンのコンフィが入っていて、
苦みや酸味がプラスされ、美味しかったです。


リヨンのお菓子屋さん巡り、今度は他のお店にもぜひ行きたいです！

あたたまります

風邪がどうも治らず、これは何かあたたまるものを食べに行かねばと、
うどんを食べに行ってきました。



いろいろ迷った結果、味噌味にひかれ、こちらに。


国虎うどん

味噌味の中に少し酒粕の香りがしてとても美味しかったです。
うどんの値段と店員さんのサービスはさすがパリ！と言う感じですが、
味はとても美味しく、
「こんなに美味しいうどんがパリで食べられるとは！」と感動しました。
ランチタイムと夜までの間営業していないお店が多い中で、
ここはノンストップで営業しているようでとても便利なので、また行こうと思います。
風邪を引いていなくても、旅行中ちょっと和食が食べたいときにもお勧めです。

お客さんは日本人とフランス人が半々くらいでした。
お寿司とおそばに負けない位、うどんも人気になる日がくるのでしょうか。

国虎屋
64, rue Ste. Anne

リヨンにて反省

リヨン市内に５軒あるポールボキューズのセカンドレストラン。
行きやすいのはSUDとNORD（北）。
ということで、お昼ご飯にNORDに向かいました。

１２時開店すぐなら大丈夫だろうと思ったのですが、満席。
一日目にレストランを予約する事の大切さを学んだにもかかわらず・・・。
と言っていても仕方ない。気を取り直して、別のお店へ。

リヨンではビストロの事をブションというのだそうです。
１８９０年開店という歴史あるブションへ。



クネル（魚のすり身みたいなもの）など、リヨンの郷土料理を楽しんできました。
お料理の味もさることながら、盛りつけもとてもきれいで、満足。
隣のテーブルは小さな男の子の誕生日のパーティーのようで、とても楽しそうでした。

Le Merciere
56, Rue Merciere(Lyon)

春は何処

今日のリヨンは雪・・・。
１月末より確実に寒くなっています。
おかげで風邪が悪化してしまいました。

パリに戻ってから薬局へ行き、
新たに薬を購入。
今日はゆっくり寝ます。
おやすみなさい。


リヨンで見かけた広告

リヨンへ(LE SUD)

今週末はリヨンへ来ました。
パリリヨン駅よりTGVで約２時間。フランス第２の都市、そして美食の街として有名です。
日本で言えばまさしく大阪ですね。

昼間は有名お菓子屋さんを散策。
そして夕方はリヨンの三ツ星レストランポールボキューズの経営するビストロ、
LE SUD（フランス語で南）へ行ってきました。
名前の通り、南の方の料理を楽しめるお店です。



先週パリの某レストランへ夕方予約なしで行った所大変嫌な思いをしたため、
今回はきちんと予約をして出かけました。
フランス語は直接話すのも緊張しますが、電話で話すのは本当に苦手。
でもなんとか予約する事ができました。
予約なしに来た人は断られていたので、
もし夕食に行く場合は予約する事をお勧めします。

南仏料理なので、リヨンですがリヨン風サラダ、サラダリヨネーズではなく、
ニース風サラダ、サラダニソワーズを注文。



メインはバジルの効いたペンネ。ペンネの下にはハーブの効いたトマトソース。
ソースの味は勿論ですが、パスタ類がゆで過ぎが多いフランスで、
固さもとても良く、とても美味しかったです。

デザートは今日のデザート。ヌガーのアイスクリームです。



ビストロですがお店はとてもきれいで、お店に入るときは緊張しました。
しかし、週末、しかも３連休の初日の夜のためか、家族連れも多かったです。
だからといって騒がしい訳ではなく、とても居心地のいい、カジュアルなレストランでした。

味もサービスも良かったのですが、惜しむらくは、私の風邪が治らず、
最後の方はほとんど香りが分からなかった事。
値段もお手頃で、なかなかいいレストラン。
今度は風邪をひいていないときに、ぜひ夫と一緒に来たいと思いました。

LE SUD
11,Place Antonin Poncet (Lyon)