2008年05月26日

久しぶりの学校

久しぶりに学校に行きました。
隣のタバ(たばこやさん)がなんだかきれいになっていたり、
何も変わらないような気がする物あり、変わったような気がする物あり。
学校が終わってまだたった一ヶ月しか経っていないのに、
とても長い時間が過ぎたような、不思議な気持ちになりました。

先生たちもとても元気(すぎる程の人もあり)で、
学校に通っていた頃をとても懐かしく思いました。

私のフランス生活のほとんどであったベルエ・コンセイユ。
時間を巻き戻せるなら、もう一度2月の初めに戻りたいなぁと思いました。

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アメ細工のヘビ。
いつ行っても素敵でびっくりするピスモンテがある学校です。
at 21:02 | パリ ☔ | Comment(4) | TrackBack(0) | がっこう | edit

2008年04月27日

無事に修了!ありがとうございました。

4月25日金曜日。
12週間通ったベルエ・コンセイユを無事修了しました。

最後はシェフとスタッフの皆さんとシャンパンで乾杯。(フランスらしいでしょ)
そして修了証を貰って記念撮影。
シェフ一人一人のサインがある修了証にはとても感動しました。

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シェフのサインを見ながら、習ったお菓子や実習の様子を思い出しました。
シェフとの距離がとにかく近く、日本の「先生と生徒」と言う関係とは違ったため、
気軽に質問ができ、本当にいろいろな事を見て教えてもらう事ができました。

12週間前はシェフの名前をうまく聞き取る事すら難しかったのに、
今は「意地悪だなぁ〜」などフランス語で軽口をたたけるほどになれました(笑)。
これも進歩でしょうか?

次回の長期コースはクラスの半分が日本人で、全員が英語希望なのだとか。
フランス人とフランス語に囲まれ、日本人1人で毎日大変だった私としては
少し、いやかなりうらやましい気もします。
しかし、お菓子を学びたいフランス人と一緒に勉強し、
いろいろなお店にケーキを食べに行ったり、話をできた事は、
とてもいい経験だったと思っています。

今は学校が終わった事を寂しく思うよりは、
何より無事に修了できた事に、ホッとしています。
惜しみなくいろいろと教えてくださった先生方、
フランス語が下手な私に協力してくれたクラスのみんな、
日本で応援してくださったみなさんや家族、
そして夫に、心から感謝しています。

一週間のバカンスの後、次のスタージュが始まります。
また新たに、いろいろなことを学びたいと思います。



at 18:56 | パリ | Comment(10) | TrackBack(0) | がっこう | edit

2008年04月24日

進歩あり!

今週はアメ細工等、ピエスモンテの授業でした。
東京のコルドンブルーでもアメ細工はやりましたが、とても苦手。
気が重かったのですが・・・、
実際はとても楽しかったです!!

ちなみにシェフは昨年のアメ細工のヨーロッパチャンピオンなのです。
シェフが作る所を見ているだけでとても楽しかった♪
しかし、彼が作ると本当に簡単そうに見えるアメ細工ですが、
実際はとてもとても難しい・・・。
でも、コルドンで作ったときはキャベツと言われたバラが、
なんとか花の仲間(バラかは微妙な所)に見えるようになりました♪
一日中黙々とアメ細工をしていくのにかなりはまりました。

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私が作ったバラと葉です。
周りに少し見える果物は、みんなそれぞれで作ったものを一緒に飾ってあります。

ただアメ細工は食べるものではないので試食はないし、
アメは熱いのでかなり体力を使いました。
アメ細工のシェフが一番スマートな理由が分かった気がします(笑)
at 23:21 | パリ ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | がっこう | edit

2008年04月23日

Nagano

お昼ご飯を買いに学校の側のテイクアウト専門のお寿司屋さんへ行きました。
友達は巻き寿司や焼き鳥(何故かお寿司屋さんにある事が多い)を買っていました。

私はメニューにあった「Nagano」というセットに。
もちろん中身ではなく名前で決めました(笑)

日本人の感覚からしたら、お寿司のセットの名前に
海のない長野県の名前は絶対に使いませんよね。
静岡出身の日本人の方が学校にいたので、
「お寿司なのに静岡がなくて長野はあったよ」と自慢した所、
「『FUJI』があるから静岡があるのと一緒だよ」と言われました・・・。ちぇっ。
ちなみにこのお店は中国人がやっていました。

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ジェトロパリが美味しい日本食レストランに、
「本物の日本食だというお墨付き」を与える制度を作ると聞いたとき、
そこまでする必要はないのではと思っていました。
日本に美味しい外国料理のお店があるように、
その国にきてその国の料理としての日本食でいいと思っていましたので。

しかしこちらでフランス人行きつけの和食屋さんに行くにつけ、
フランス人にこれが日本食だと思ってほしくないなぁと思う日々。
だって牛肉の焼き鳥なんていうのもあるんですから。
しかもフランス人は和食風のお店も和食のお店も区別がつかない人がほとんど。
おかしなものを食べて日本食の評価が下がったら悲しいですよね。
そう思うと、お墨付き制度、案外悪くないかもしれません。
at 21:02 | パリ ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | がっこう | edit

2008年04月21日

いよいよ最後の一週間

今週で学校もいよいよ終わり。
最後はアメ細工やクロカンブッシュ等のピエスモンテを作っています。

今日はこんな感じでした。

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自分のためにウエディングケーキを作る事はもうありませんが、
可愛くてきれいで、女性ならきっと誰でもわくわくするものの一つでなのでしょう♪
at 21:38 | パリ ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | がっこう | edit

2008年04月19日

見学の最後はコアントロー

学校の授業の一環で、ANGERSにあるコアントローに見学に行きました。
パリからは車で2時間半。学校を7時半に出発です。

この日は本当にラッキーは事に、ちょうど仕込みの日で、
工場はオレンジの香りでいっぱいでした。

そして最後は試飲タイム。
コアントローを生で飲んだ後、氷をひとつ入れて飲んで見ると、
香りが変わって面白い。

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次は今コアントローが一番売っている飲み方なのでしょうか?
コアントローポリタンというカクテル。
クランベリーの色がきれいで、
女の子たちに大人気でした♪

お菓子の材料としてはずっと知っているコアントローですが、
お酒としての魅力を再発見した感じでした。

この3ヶ月間、授業の一環として、いろいろな所を見学させてもらいました。
どこも個人では見学できない所でとても興味深く、
子供に戻ったようにワクワクしました。
とても貴重な経験ができたと思っています。
at 21:44 | パリ ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | がっこう | edit

2008年04月18日

べつものでした

今週はアントルメグラッセ、アイスクリームのケーキを作りました。
なかなか日本で食べる事のないアイスクリームのケーキ、
そういえば子供の頃クリスマスに食べた事があるような気がしますが・・・、
全くの別物。大人のケーキがアイスになったような、感動的な美味しさでした♪

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こちらのアイスはとにかく美味しい♪
作りながら味見も沢山しました。幸せな一週間でした。
at 22:04 | パリ ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | がっこう | edit

2008年04月16日

スーパースターなのです

今週学校の短期プログラムで、クリストフ・ミシャラク氏の講習がありました。
クリストフ・ミシャラクは2005年のクープドモンドのフランス代表で
現在はプラザアテネのシェフパティシエです。スーパースターなのです♪

最初はふーん、くらいにしか思っていなかった私ですが・・・、
まず、スターは外見もスターの要素あり。天は二物を与えたようです。
作業着のはずのズボンも妙に細身でお洒落なデザインで、
上にジャケットを着ればスーツに見えるくらいです(笑)

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そして出来上がったお菓子は・・・、
まずとても美しい。見た瞬間に彼のお菓子の世界に夢中にさせられました。
そして、試食もさせてもらったのですが、
どうなっているんだろうと味の組み立てを考えるよりも、
「美味しさに夢中にさせられて、あっと言う間に食べ終わってしまった」
といった感じでした。

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そして「美味しい」を連呼しながら食べている私が日本人だと知ると、
ミシャラク氏の方から「美味しいですか?かわいい?」と声をかけてくれたのです!!
日本語でですよ。最初は「ふーん」なんて思っていたくせに、感動しました。単純です。

例えばプラザアテネで食事をすれば、
彼のルセットで他の人が作ったデザートを食べる事はできますが、
彼自身が作ったお菓子を食べる事は、今後私の人生であるのかどうかわかりません。

お菓子の勉強ということはほとんど忘れ、
一お菓子好きとして、純粋に彼のお菓子を堪能できた、
夢のように幸せなひとときでした。
at 22:43 | パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | がっこう | edit

2008年04月10日

チョコレート漬け

今週はチョコレート漬けの一週間でした。
先週末渡された今週のテキストの最初の数ページには、
チョコレートの歴史等がフランス語でぎっしりと書かれていました。
頑張って予習して行ったのですが・・・・、必要なかった!

時間をフルで使って、チョコレートを使ったいろいろな技術を教えてもらいました。
ボンボンショコラ、デコレーションに使う細工、
大小沢山のピエスモンテ(飾り)など、とにかく楽しかったです。

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パトリックロジェにも負けない(?)カラフルな半球のチョコレートも(写真中程)。
私としては味もこちらの方が好みでした♪

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ちっちゃいピスモンテ。日本人は同じようにいくつも作るのが得意だと言われました。
これはどの先生もおっしゃるので、日本人の特徴なんでしょうね。
大きいピスモンテは1メートル以上でしたが、写真がきれいに撮れなかった(涙)

チョコレートでこんな事ができるの!!という発見の一週間。
苦手だったチョコレートをこんなに好きになるとは思いませんでした。
at 22:22 | パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | がっこう | edit

2008年04月04日

楽しいけれども熱かった!!

今週はコンフィズリーを勉強しました。
キャラメル、ギモーブ(マシュマロ)、パートドフリュイ、コンフィチュール等、
糖菓のことをコンフィズリーと言います。

ジャムもキャラメルも、あとアメも作ったのですが、とにかく熱い・・・。
アメは勿論手袋をして作ったのに、指を火傷し、
ジャムをかき混ぜていたら腕にはねて火傷しました(涙)

でも、キャラメルもマシュマロも、
基本は勿論いろいろなバリエーションも教えてもらえました。
ラムレーズンのマシュマロとか、スミレのキャラメルとか、ワインのジャムとか、
とにかく発想が面白かったです。
自分でもいろいろ作ってみたくなりました!!

そして銅鍋が欲しくなったのでした・・・。

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