今週学校の短期プログラムで、クリストフ・ミシャラク氏の講習がありました。
クリストフ・ミシャラクは2005年のクープドモンドのフランス代表で
現在はプラザアテネのシェフパティシエです。スーパースターなのです♪
最初はふーん、くらいにしか思っていなかった私ですが・・・、
まず、スターは外見もスターの要素あり。天は二物を与えたようです。
作業着のはずのズボンも妙に細身でお洒落なデザインで、
上にジャケットを着ればスーツに見えるくらいです(笑)

そして出来上がったお菓子は・・・、
まずとても美しい。見た瞬間に彼のお菓子の世界に夢中にさせられました。
そして、試食もさせてもらったのですが、
どうなっているんだろうと味の組み立てを考えるよりも、
「美味しさに夢中にさせられて、あっと言う間に食べ終わってしまった」
といった感じでした。

そして「美味しい」を連呼しながら食べている私が日本人だと知ると、
ミシャラク氏の方から「美味しいですか?かわいい?」と声をかけてくれたのです!!
日本語でですよ。最初は「ふーん」なんて思っていたくせに、感動しました。単純です。
例えばプラザアテネで食事をすれば、
彼のルセットで他の人が作ったデザートを食べる事はできますが、
彼自身が作ったお菓子を食べる事は、今後私の人生であるのかどうかわかりません。
お菓子の勉強ということはほとんど忘れ、
一お菓子好きとして、純粋に彼のお菓子を堪能できた、
夢のように幸せなひとときでした。